ある日車を運転していたら左足に力が入らなくなったのが始まりだった

何の根拠もなく「自分は健康だ」と思い込んでいる人が多いと思いますがじぶんもそうでした
「クモ膜下出血」82パーセントの人が無事には退院できない恐ろしい病気で、まさか自分がそうなるとは思ってもいませんでしたが、甘かった。普段の生活習慣が間違っていると結構高い確率で発症してしまいます結果、自分は頭の骨を外しての緊急手術、術後の意識不明期間を含めて約5か月間ベットの上で寝たきりでした。

その始まりは

もうすぐゴールデンウイークが近づいている4月16日の朝(前日の夜から異変は感じていまいしたが)車を運転して自分の工場に到着して、お客様に電話をかけていた時、左足に力が入らなくなっていることに気が
つきました、あと左手で持っていたスマホが重たく感じているのです。「これはおかしい」「半身にだけ痺れが起こるのはヤバイ、脳梗塞かも?」と直感しました。速攻で近くの病院を検索して電話をかけまくりましたが「どうされましたか?」と言われるので症状を伝えると「脳外科のある病院を探して行って下さい
と、言われ続けて、ようやく探した脳神経外科病院の看護師さんに繋がり症状を伝えると「仕事は休んで直ぐに来て下さい」となり嫁さんに迎えに来てもらって、即、脳神経外科病院に行きました。

土曜日だったので、時間外受付から入るとすぐにMRI診断。結果は脳梗塞でした。
その日まで、仕事で徹夜が続き、酒もきつめの焼酎を毎晩飲む状態だったですし何よりの原因は、糖尿病で常に血糖が高い状態が続いていましたし血圧も高かったです。なるべくしてなった結果ですね
この記事を読んでくれている人ももし片方だけ手足がしびれるとかいう症状になったら速やかに脳神経外科がある病院に相談してくださいね自分の場合は繋がった看護師さんに「仕事しないで少しでも早く来てください」と言っていただけたので助かりましたが、後から先生に聞くと、大きめの、重要な血管が詰まっていたそうで、もし無理してあのまま仕事を続けていたら今頃生きてなかったですよ」と言われました良い病院に電話がつながったことが奇跡的にラッキーでした。感謝してます。なんて運の良い男なんでしょう俺。

まずは脳梗塞の手術

MRIの結果、脳外科の先生曰く「かなり太い運動機能にとって重要な血管が詰まっています」という診断で緊急手術で脳の血管のつまりを取り除いていただくことにしました」
ストレッチャーに乗り換えて、手術室へ、、、

時間とともに血液が流れていない部分の脳細胞が破壊されて行くので、時間との勝負
すぐに手術になりました

ストレッチャーに乗ったまま太ももの付け根を切られて脳の血管の詰まっている部分までカテーテルを通します。麻酔はかかっているのですが、足からだんだん上のほうに向けて、カテーテルが進んでいくことが感覚としてはっきり感じました。頭の中に入ったときは流石に怖かったです。

脳の血管全体を映しているMRIを外科の先生が見ながらカテーテルを操作していました
思わず「流石、先生はきようですねー」って言ってしまいました。
いよいよカテーテルが詰まった部分に到達し詰まりを焼き溶かす段階的に。
「頭の中に電気はしりますよー」っていう合図と同時に閉じた瞼にイナズマが走るのが見えました
脳にしたらえらい電流だったはずです。なかなかできない体験させてもらいました。それを2回繰り返して
「手術おわりましたよー」って聞こえて一安心。自分で自分が生きていることをかくにんしました。
こうやって、いきなり発作を起こした脳梗塞を乗り越えました。これは、発作を起こしてから手術までの
時間が短かったのでうまくいったそうです。

脳梗塞は乗り越えたのですが、ここからが長い長い脳血管障害との戦いのほんのはじまりでした。

脳梗塞を起こした原因は糖尿病による高血糖と過度の仕事によるストレス、飲酒、睡眠不足だったと思っています。ここで脳梗塞に至るまでの血糖値の推移のグラフにしたものを挙げておきますので、参考にしてください。特に気を付けるべき数値はヘモグロビンA1C(ヘモグロビンエーワンシー)でこれが高い人は、糖質をしっかりコントロールしてくださいね。6を超えたら糖質禁止です。これから記事にしていきますが、脳梗塞の治療はそんなに楽しいものではないとても辛い状態になるんですよ。

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