健康診断で血糖値が高いと言われた人は要注意!!脳梗塞のリスクが2倍~3倍になります。
欧米での研究ですが、糖尿病ではない人が脳梗塞を起こすリスクを1とすると、糖尿病と診断されている人の脳梗塞発症リスクは男性で2,2 女性で3.3に上がっていたという追跡調査の結果が有ります。
2倍から3倍ですからかなりの確率ですね。
「糖質の取りすぎに気を付けてくださいね。お米やパンをドカ食いしないように」とかかりつけの病院で言われ続けていたのに、ちょっと値が下がると薬を飲まなくなったり、食事制限を守らなかったり、、、
その甘さが今回の脳梗塞とくも膜下出血の発症を引き寄せてしまいました
あることがきっかけで「もしかして自分は糖尿病ではないだろうか?」と思って金沢市内の内科で検査していただいて空腹時血糖値が205ヘモグロビンA1Cが11.8という恐ろしい結果がでて「間違いなく糖尿病です」と診断されたのが平成29年の4月11日でした。なるべくお薬を使わず、食事制限とサプリメントで治療する方針の病院でしたのでその日から厳しい糖質制限に入りました。
そのかいあって、ヘモグロビンA1Cの値(赤血球の糖化、毎日の積み重ねの値)がかいぜんされていき
6を切るようになって来ました。そこで調子に乗ってしまい、少しずつ炭水化物や甘いものを食べてしまうようになって令和3年の12月には9.4まで上がってしまいました
その結果が今回の生命の危機でした。「脳梗塞は糖尿病の第四の合併症なので気をつけてね」と優しく言われていたのに守れなかった、、、この記事読んでいる皆さんの中に健康診断で糖尿病の疑いがあるといわれている人は「大げさな」とか他人事だと思わずに、「血糖コントロール」真剣にしてくださいね。
高血糖状態が血管の細胞を破壊する
糖を生命エネルギーに変換するときに活性酸素が発生
そもそも自分がかかっているこの病気「糖尿病」とは何なのか?と思いました
それを理解するには生物がエネルギーを得ている仕組みから勉強する必要があります
生物には大きく分けると、植物と動物の2種類です。動き回って栄養を食べなければいけない動物
太陽の光と酸素と水が有れば養分を自ら生み出せる植物
かなりの違いがありますが、細胞レベルで見ると「グルコース(糖)と酸素を材料にATPという生命エネルギーを造る」という原則は同じなのです.その仕組みのことを代謝と呼びます
空気中の2酸化炭素と土の中の水分から光合成をして生命活動に必要な糖分を造る植物
植物を採集して植物が根や果実に蓄えた糖分を利用して生命エネルギーATPを細胞内で作る動物
自分は動物なので、食事で取った糖分を消化して血液から細胞に送り、細胞が代謝をして生命エネルギーを
創っているわけですが。糖尿病の自分の場合、血液中の糖を細胞膜の中に取り込みにくくなっているようです。本来なら細胞に取り込まれて消費されるはずの糖が消費されないのでどんどん血液中の糖の濃度が上がってしまいます。これが自分の持病「糖尿病」です。